潰瘍性大腸炎の情報ひろば
監修:杏林大学医学部 消化器内科学 教授 久松理一 先生

監修:杏林大学医学部 消化器内科学 教授 久松理一 先生

日常生活について

食事について

寛解期ではあまり神経質になる必要はありません。バランスの良い食事を心がけましょう。

日常生活で気をつけることは?

食事と同様、あまり神経質になる必要はありません。寛解期は以下の基本的なことを守り、いつも通りの生活をしましょう。

  • 睡眠不足や過労に注意し、規則正しい生活を心がけましょう
  • 処方されたお薬はきちんと飲みましょう
  • 定期的に通院しましょう

特に、ストレスは再燃(病状が再び悪化する)のきっかけになることがあります。心配事が起きた時は一人で抱え込まず、主治医や周囲の人に相談しましょう。

妊娠・出産について

たくさんの潰瘍性大腸炎患者さんが妊娠・出産しています。特に症状が落ち着いている寛解期であれば、一般の方と同じように妊娠・出産が可能です。

お薬については、病気の状態に応じて効果と副作用を考えたうえで、種類や量を変更する場合があります。再燃・増悪しないように妊娠中も適切な治療を続けることがもっとも大切ですので、妊娠を希望される方は事前に主治医に相談しましょう。