社会保障と仕事に関する疑問・質問編
お話を聞いた先生:岡山大学病院 消化器内科 准教授/炎症性腸疾患センター センター長 平岡 佐規子 先生
仕事と治療の両立について気になるQ&A
社会保障と仕事に関する疑問・質問編
お話を聞いた先生:岡山大学病院 消化器内科 准教授/炎症性腸疾患センター センター長 平岡 佐規子 先生
仕事と治療の両立について気になるQ&A
質問
自分の病気について、職場の理解が得られません。どうすればいいですか?
- 漫画:カネシゲタカシ
- CD:クローン病(Crohn’s Disease)
回答
まずはどんな病気かを説明したパンフレットなどを使って、自分の病気について理解してもらいましょう。IBD患者さんは外見からは病気と分かりにくく、体調が悪いと訴えても、理解が得られない場合もあります。定期的な通院、体調不良や入院によるお休みなど、仕事と治療を両立する上で何が必要か、どんなことが起こりうるかを具体的に話しましょう。お互いが気持ちよく仕事ができるよう、普段から意思疎通を図ることも大切です。
それでも理解が得られない場合は、主治医の先生から直接お話をしてもらうのが良い場合もあります。相談してみましょう。