みんなのクローン病ひろば
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お話を聞いた先生:札幌厚生病院 小児科 部長 戸板 成昭 先生
小児と成人で潰瘍性大腸炎/クローン病の症状に違いはありますか?
腹痛や血便などの症状は同じですが、小児と成人では体の大きさや免疫反応の違いにより異なる部分もあります。小児は成人に比べ腸の長さが短いため、仮に成人と同じ大きさの病変や炎症が生じた場合でも、相対的に腸管に対して占める範囲が広くなります。潰瘍性大腸炎は全大腸炎型が多く、クローン病は小腸大腸型が多いのが小児の特徴です。また小児は免疫が過剰に反応してしまい、腸の炎症が急に進行して悪化してしまう場合があり、病状の急な変化を注意深く観察する必要があります。
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