顆粒球吸着療法を受ける
患者さんへ
ここでは患者さんやご家族の方が顆粒球吸着療法(アダカラム治療)について正しい知識の習得、理解を深めていただくため、詳しくご紹介いたします。

ここでは患者さんやご家族の方が顆粒球吸着療法(アダカラム治療)について正しい知識の習得、理解を深めていただくため、詳しくご紹介いたします。

顆粒球吸着療法を受ける患者さんへ

治療解説(動画)

監修:杏林大学医学部 消化器内科学 教授 久松 理一 先生

顆粒球吸着療法について

監修:銀座セントラルクリニック 院長 鈴木 康夫 先生

炎症性腸疾患である潰瘍性大腸炎とクローン病の病因は共に不明であり、良くなったり悪くなったりを繰返すことが多く、長期にわたり治療を続けていかなければなりません。効果を有し、かつ重篤な副作用の少ない治療法が望まれます。

顆粒球吸着療法は、2000年4月に潰瘍性大腸炎で保険適用され、以来潰瘍性大腸炎の治療の選択肢として広く用いられてきました。現在では、厚生労働省の難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班による「潰瘍性大腸炎治療指針」や日常診療を支援するために作成された「潰瘍性大腸炎の診療ガイドライン」(日本医療機能評価機構)におきましても推奨されている治療法です。

また同じ炎症性腸疾患であるクローン病に対しても効能効果が認められ、2009年1月に保険に収載されました。炎症性腸疾患に対して、今後さらに実施されていく治療法であると言えます。

このサイトにより、患者さんやご家族の方が顆粒球吸着療法についての正しい知識を持たれ理解を深めて頂ければ幸いです。また患者さんの病状が軽減され、充実した日々を過ごされることを願っております。

銀座セントラルクリニック
院長 鈴木 康夫